協議離婚
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「離婚を考えている」
「夫婦間で話し合いが難航していて進まない」
「離婚したいけど具体的に何を話し合えばよいのかわからない」
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など、夫婦で話し合うものの、お互いの知識が浅い為に難航するケースがよく見受けられます。また離婚は世間一般的にネガティブに捉えられることが多いため、「近所に知られたくない」「会社に知られたく無い」と思われる方が多いのではないでしょうか。
離婚問題の解決は協議離婚→調停離婚→裁判離婚の順序で進んでいきます。
最も多い離婚形態である協議離婚についての概要等をご説明させていただきます。
協議離婚とは
協議離婚とは、夫婦の話し合いによって離婚することに合意し、離婚するかしないか、離婚をするとした場合の条件面について、話し合いで決めるものです。
厚生労働省の調査によると、平成25年の1年間での離婚件数は23 万1383 組になっており、約3組ないし4組に1組が離婚するのが現在の実情のようです。
その中で、離婚を行う際には、協議離婚で行われるケースが圧倒的に多く約9割が協議離婚での離婚となっております。
協議離婚の進め方
協議離婚は、夫婦間の話し合いで離婚が決まるので、夫婦での話し合いが重要です。話し合いの中では、①離婚するか否か、②離婚の条件面を合意し、それを文書に残すことが重要となります。
協議離婚のイメージ
協議離婚において弁護士を頼む意味
左記のように協議離婚は、夫婦間の話し合いで離婚をするか否かや離婚の条件面を決めることができるので、弁護士に依頼する意味がないのではと思うかもしれません。しかし、協議離婚でも以下のように弁護士に頼むメリットはあります。
⑴専門的知識を駆使して、より有利な離婚ができる
「話合いなら弁護士に頼まなくても出来る!」確かに弁護士が介入しなくてもスムーズに離婚の話し合いが完結する方もいらっしゃいます。
しかし、早く離婚を成立させてしまいたい想いが先行してしまい、養育費、慰謝料の不服などの金銭面のトラブルが出てきてしまうことがあります。
離婚するにあたっては、離婚の条件面を決める必要がありますが、その条件は多岐にわたり、それぞれで必要な手順や相場といった専門的知識が必要になります。離婚に関する専門的知識がなければ、気づかない間に相手に一方的に有利な条件で離婚せざるを得ない状況になるかもしれません。
また、弁護士が入ることで冷静な話し合いも可能になる場合があり、・当人同士で難航していた話し合いを打開することができる場合があります。
少しでも有利に離婚を進めたい方には、離婚を専門とする弁護士に依頼するのがおすすめです。
⑵相手と直接交渉しなくて済む
離婚する時点ともなると、「相手とはできるだけ距離を置きたい」とか、「顔も見たくない、話しもしたくない」と感じる方も多いのではないでしょうか。特に、DVやモラルハラスメントを受けていた場合、相手と面と向かって話し合いをすることは難しいでしょう。弁護士が間に入ることで相手と直接の話し合いを持つ必要がなくなることも、弁護士に頼むメリットでしょう。
⑶お金の支払いを確実にさせる
弁護士に依頼すると、離婚の合意ができた段階で離婚協議書を作成します。そして、お金の支払いを確実にすべく、ご希望があれば公正証書の作成のサポートまで当事務所では行います。
離婚の取り決めを文書化するのは大切ですが、ただやみくもに書面を作成しても約束を守らせるような文言や書式を駆使して作成できなければ意味がありません。弁護士に依頼することにより、後々のことまで考えた法律的に効果のある文書の作成まで行いますし、万が一の場合には差押え等の手続もサポートできるので、その意味でも弁護士に依頼するメリットになるでしょう。
このように、協議段階から弁護士に依頼するメリットは多いものです。
また、協議が結果的に不調に終わったとして協議の後に調停、裁判と進むことになるにしろ、早い段階から弁護士に相談することによって、協議段階の経緯を踏まえて早期解決や納得解決の可能性が高まります。
当事務所には離婚問題を専門的に扱う弁護士が在籍しております。是非一度当事務所にご相談ください。
離婚・不倫慰謝料請求のご相談は、みなみ総合法律事務所