マザコン夫とは
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どの夫も母親を大事に思いますし、自分の親を大事にしないのであれば、それはそれで問題ではあります。しかし、結婚後も母親に依存し、母親から独立した家庭を持ったのだという意識の薄い夫が存在します。特に、二世帯住宅の場合や、夫の実家と距離が近い場合によく問題になります。
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これが親孝行の範囲なのか?単にマザコンなのか?、夫と妻の間では意見が対立する場合があります。
マザコン夫の特徴
・妻に対しては優しく、夫婦仲はいいが、姑と言い合いになったときに、姑の味方をする
嫁姑問題が発生した場合に、「お前がちゃんと自分(夫)の母親を大事にしないからだ。」などと言われ、どんなにひどいことを姑が言ったとしても、全て妻に至らないところがあるからで片づけられてしまいます。また、こうなることを考え、姑が間違っていたとしても意見することができないということで不満がたまるケースもあります。
・姑の言いなりで、どんなことでも姑に相談する
本当は妻と一緒に話し合って様々なことを決めていくのが本来の有り方ですが、休みの日の過ごし方等の日常的な細かい事項についてまでが夫と姑が決め、それを事後的に知らされることになるため、妻としては「私は何なの?」と、面白くない思いを味わされることになります。
・姑にすべて筒抜けになっている
日常的な夫婦の会話や生活状況等を事細かく母親が知っている。「そんなことまでいちいち母親に報告しているの?」と妻は疑問に思うかもしれませんが、それが普通の感覚だと夫も姑も思っているのが難しいところです。
このような夫に対し、「自分に対しては優しいから」とか「欠点といっても、そこぐらいしかない」と我慢している方が多いようですが、この欠点は夫婦関係の中では致命的なものになりかねないものですので、徐々に妻は我慢ができなくなり別居をしたりせざるをえなくなるケースもあり、当事務所に相談にこられる方がいらっしゃいます。
マザコン夫の対処については、離婚するにしても、復縁するにしても、マザコン夫は姑の言いなり、つまり「マザコン夫と嫁姑問題はワンセット」という点を理解しておかなければ、なかなか話し合いで解決することができず、調停や訴訟にまで行ってしまうケースが多いです。
マザコン夫との離婚を考えている方は、当事務所にご相談ください。当事務所は、あなたにより有利な条件で離婚する方法を提案いたします。
離婚・不倫慰謝料請求のご相談は、みなみ総合法律事務所